No.55 育児日記「創作料理?」
我が家の娘間もなく3歳は、最近好奇心がかなりあり、「なに?」「どうして?」「みいちゃんもやるぅ」の3語を口ぐせのように唱えています。なるべくできそうな事はやらせるし、答えられる質問には答えているつもりなのですが?
買い物に行った時に娘のおねだりから逃げるために、「今日はお金ないから買えない」というと・・・。
「なんで?金ないの?」と、店の中で大きな声で質問します。そもそも「お金」から「金」に言葉が悪くなってるし、返答にこまります。返答に困っている間、「なんで」の嵐です。
が、しかし、妻が目の前に現れるとおねだりは止まりおとなしくなりました。(どうやら妻にはおねだりが聞かないことを習得しているようです。)
そんな「なんで?」「どうして?」「やるぅ」の三拍子そろった我が家の怪獣が、先日ついに、料理というものに手をのばしました。当然妻と一緒に夕食を作ったのですが?妻も、娘の「やるぅ」に根負けしてやらせることにしたようです。
メニューは、冷凍し忘れた冷ご飯のチャーハンと野菜サラダ、卵スープの3品。サラダの野菜を切ること、卵スープの卵を溶いて入れることが娘のはじめての料理です。(料理している最中は私はまだ仕事でしたので、わかりませんので、以下略)
そして私が帰ってくるなり、娘は居間から飛び出してきて、「料理した。」と私に報告。そして、私を食事へと導きます。
席に着くと、娘が料理を運んできました。チャーハンを持ってきた娘の手には、チャーハンと共に黒い物体をもっています。
その正体は、娘の好物、焼のりです。どうやらチャーハンの仕上げに上にトッピングをするつもりのようです。私の膝の上に乗り、のりをちぎり、なにやら考えながら、チャーハンに乗せていきます。
しばらく様子を見ていると、「のりなくなったぁ」と娘が・・・。
予定していた作品が完成する前に、持っていたのりを使いきってしまったようです。(途中で少し食べていたようですし・・・。)
娘に何を作っていたか尋ねると、「パパの顔」とのこと。であれば、完成しているように見えたので、「上手にできたしょ?」と聞くと・・・。
「パパ、ハゲた!」と一言。
娘的には、髪の毛までのりで再現したかったようです。しかし、どこでハゲなんて言葉を覚えてくるのでしょう?(この先がいささか不安です。)
平成25年5月29日