No.64 育児日記「少しのはずが・・・。」
我が家の娘、3歳0カ月は、基本的にお昼寝はしません(させない訳ではなく、本人の意思で寝ません)。
その代わりに、娘の寝る時間は、夜8時半から9時頃の間。基本的に夜中起きることはなく、朝5時半頃起床。が、誰も起きていないので2度寝。そして、朝8時前に起床します。(この年から2度寝の幸せを味わうとはうらやましい)
そんな昼寝をしない娘が、一日平穏無事に過ごせる訳がありません。
夕食時6時前後、娘の眠たさのピークがやってきます。ここで、寝せては夜中寝なくなる、さらに、本人も寝る気はない。だが、ピークに達してる娘は眠いためやることなすことうまくいかず怒る。または、妻に「ママ~!」とぐずりながら甘える。のどちらかの行動パターンに入ります。
ある日の夕方にもいつものように娘は妻にからみだし、夕食の準備がなかなか進まない日がありました。このままでは、飯にありつけないと考えた私は、娘の気を引いて眠気をごまかそうと、その時は思いついたがままに行動にでました。
娘のおもちゃ箱からミッキーマウスのパペット人形を出し、それを手にはめました。そして、窓際に置いてあるソファーと窓の間に体を滑らせ、人形だけを、見えるようにソファーの上に出しました。(まあ、簡単に言うと人形劇スタイルですね)。
準備が整ったところで、ミッキーになりきり、娘を呼び、引きつけます。
娘は私に呼ばれこちらを見ますが、私はいません。なのに、娘からすると人形がソファーの上で動いているので、ややしばらく、キョトンとしていました。
それから、おもむろにソファーに近づきミッキーを観察。観察の結果、ソファーを上から覗き込むと・・・?
「あ、パパだぁ。」とここでようやく私を発見。謎が解明でき、娘の機嫌も絶好調。人形が動いて見えるのが、嬉しかったらしく、椅子に座り見てました。
ファーの裏は、かなり狭く、少しだけやるつもりで滑り込んだので、決して楽な体勢ではありません。ですが、これを気に入ってしまった娘は、ミッキーだけではとどまる訳はありません。ミッキー以外のパペット人形をソファーの上から落とし、「これもやって!」とリクエスト。
まだ、夕食はできないようなので、仕方なく、やることに、すると、次から次とパペット人形がやってきて、終いには普通のぬいぐるみまで、私の頭に降ってきます。
ソファーの裏は私とぬいぐるみでびっちり。かなりハードな遊びとなってしまいました。
後々考えると、娘の気を引くことができるという事は、その後娘に気に入られ、しばらくはやめられなくのは当然の事でした。思いつきで始めると、娘に対しての結果はバッチリだったのですが、私自身の結果としては体がぼろぼろになりました。
後先考えての行動は必要ですね?
平成25年6月28日